JO MALONE LONDON
ブリットコレクション「マーマレード」
2021年6月18日全国発売
(公式HPより)
ジョー マローンのブリット コレクションから、マーマレードにインスパイアされた「マーマレード コレクション」が限定発売された。ブリットコレクションは、英国の伝統や風習からインスピレーションを得てつくられるシリーズで、今回は家族や仲間と過ごす懐かしい田園風景や、英国で愛用されているマーマレードからインスパイアされたコレクションとのこと。
4つの新しい香りと、人気のブラックベリー & ベイの全5種類。
①ローズ ブラッシュ コロン
デリケートなバラの花びらの入った美味しいジャムをイメージした香り。
トップはとてもみずみずしい。フレッシュなシトラスや可愛らしいライチの甘さと、バジルで着飾った少し青っぽいローズウォーターが香る。とてもピンクイメージだと思う。
ローズらしい香りをはっきり残しながら、ゼラニウムのアロマティック・ハーバル感が増していく。このローズとハーバルなゼラニウムの組み合わせがジャムっぽい。そこから、アロマティックなムスクとベチバーの香りに移ろっていく。
最初は、若々しく可愛らしいフルーティ・フローラルの香りから、少しずつアロマティックな雰囲気が加わるため、実際に肌に合わせてみたところ、男性でもあまり違和感がなかった。
②タンギー ルバーブ コロン
草木の生い茂った庭から摘んできたばかりの新鮮なルバーブの独特の風味をイメージした香り。
トップはルバーブのはっきりしたグリーンに、ほんのりとオレンジの甘さ、カシスのみずみずしさ。メインはルバーブで、少しガスっぽいところがグレープフルーツに似ている。
そこから、少しずつオレンジの甘さが前に出てくるものの、やはりメインはルバーブのグリーンの苦みで、この苦みはカシスかも知れない。オレンジが乾いていくと、ライトなセダーウッドになり、メタリックなグリーンと、カシス、ベチバーの香り。このカシスとベチバーの組み合わせはブラックベリー&ベイに似ている。
おそらくもっともブラックと重ね付けに向いているのではと思う。
③オレンジ ピール コロン
コンロの上でオレンジ ピールを煮立てる時の、美味しそうな強い香りとほろ苦い風味をイメージしたマーマレードの香り。
トップはオレンジの甘さと、ほろ苦いピール感。オレンジの甘さ以上に、これだけ苦みを効いたマーマレードであればさぞ美味しいのでは。
肌に乗せると果皮感というよりも、スパイシー(クミン)が増して、なかなかキャラクターのある香りに。また、肌に乗せた方が、バニラのような甘さや、カシュメランのスパイシーなウッディ感が強く出てくる。
果皮感やウッディ感が主張するため、4つのなかではもっとも男性的な香りだと思う。
④エルダーフラワー コーディアル コロン
雲一つない晴れた朝、生垣で摘んだ繊細なエルダーフラワーのつぼみの香りを表現した、小さな白い花たちのやさしいパウダリーな魅力からインスピレーションを得た、とても英国らしい香り。
トップは、フレッシュなベリーのみずみずしさと酸味が心地よい。このグリーンを効かせた酸味がつぼみの香りを表現しているかもしれない。
そこから、やわらかいパウダリー感と、ワックスのようなコクを合わせたようなフローラルが香ってくる。パウダリーがかったうっすら漂うフローラルで、このフローラル感は今までかいだことのない香りだと感じる。
そこから、フローラルをしっかり残しながら、どんどん甘さが増すことで、花の蜜のような香りに。
新作のなかで、もっともキャラクターの立った香りだと思う。
今回の新作とのレイアードが合うとのことで、限定ボトルで登場。
(公式HPより)
ジョー マローンらしい、シンプルな香調であまり変化しない香りで、嗜好の良いが揃っているため、使いやすいのではと感じる。
そして、何といっても、伝統的なマーマレードの容器の形やディテールをヒントにデザインされたというボトルが可愛らしい。白ボトルの質感、その白と爽やかなブルーとの組み合わせ、キャップ天面のスタンプ押しのようなロゴ、さらに、ギンガムチェックのイメージなど、とてもコンセプトにデザインだと思う。