フレグランスアッセンブル

フレグランスの香りの詳細を解析するサイト

サマーフレグランス 2021

毎年、梅雨の時期のささやかな楽しみがある。それはこの夏、どのフレグランスを使うか、野球でいう打順を組むこと。

今年は梅雨が短く、さらにこのブログに追われていて、決めるのが遅れてしまった。
春や秋、さらには冬と異なり、夏はただただ暑い日が延々と続くなかで、せめて香りのバリエーションを変えることで日常に変化を与えたい。さらには夏は気候の変化が乏しいため、惰性で同じ香りを使い続けてしまうことを避けたい。

名付けてサマーフレグランス 2021。


f:id:captain_dora:20210725111205j:image

 

2021年のサマーフレグランスの打順は次のとおり。

 

1番 IMAGINATIOM /LOUIS VUITTON

2番 PETIT MATIN /MAISON FRANCIS KURKDJIAN

3番 NEROLI PORTOFINO /TOM FORD

4番 ON THE BEACH /LOUIS VUITTON

5番 ENTRE RIOS /FUEGIA 1833

6番 MOONLIGHT IN HEAVEN

7番 WOOD SGAE & SEA SALT COLOGNE

    /JO MALONE

8番 EAU DE RHUBARBE ECARLATE /HERMES

9番 GOOD GIRL GONE BAD Eau Fraîche

 

1番は、今年の切り込み隊長はイマジナシオン

気がつくとこのイマジナシオンばかりを使ってしまうほど、魅力的な香り。アンバーグリスを中心とした、静けさ、みずみずしさのあるシトラスティの香りで、特にブラックティの深みや甘さが、疲れた身体や火照った肌を癒してくれるため、夏の夜や休日の午後を中心に楽しんでいきたいところ。

 

2番はプティマタン

フランシスクルジャンではアクアコレクションなど、夏向けの香りが多いけれど、このプレィマタンは夏のオンタイム専用として、もっとも使用頻度が高い香り。朝、この香りに包まれると、フレッシュなシトラスと、硬質なハーバルが、じめじめとした空気だけでなく、気持ちまでキリッと引き締てくれる、とてもありがたい存在。


3番はネロリポルトフィーノ

私にとって夏定番の香り。シトラスグリーンやハーバルのクラシカルなシトラスコロンを彷彿させるメンズらしさと、ネロリと謳いながらもそれ以上に香るオレンジフラワーやジャスミンのレディースっぽさのバランスが好みで、まさにクセになる香り。そして眺めて飽きない美しいブルーのボトル。

  

そして今年の4番はオンザビーチ

日本の柚子をキー素材とした、シトラスフレグランスの傑作。夏のビーチをイメージした香りでありながら、定番のマリンやオゾンやココナッツが使われていない分、使用機会が多いと思う。柚子のほろ苦さや爽快感、涼しげなグリーン、明るいフローラルなど全てが心地よく、夏の日中にガンガン使いたい香り。

 

5番はエントレリオス

このエントレリオスもオンタイム向けの香りだと思う。ハーバルグリーンを効かせたシトラスの硬さが、アルゼンチンというよりも英国イメージが強い。そこからアロマティックウッディの香りに進んでいくため、ビジネスシーンに似合うのでは感じる。随所にアーシーな自然味も顔を出してくる点が更に良いと思う。

 

6番ムーンライト イン ヘブンは、夏の夜に使いたい香り。

トロピカルフルーツとココナッツなどの溢れるようなリゾート感と、メンズ的なアロマティックシトラスやウッディが合わさっているため、仕事終わりに使ってみても、違和感なくリゾート気分に浸れる点が気に入っている。

 

下位打線はシトラス以外の香りを楽しみたいときに使うフレグランスを組んでみた。

 

くせ者の7番はウッドセージ&シーソルト コロン
どこにも出かけずに、のんびりと過ごしたい休日に決まって選ぶ香り。柔らかいマリンノートが、押し付けがましくなく、ゆるりと休みたいときにちょうど良いと感じる。このマリンに、ほんのりと刺激するシーソルトの香りが、休日の海のようで、気持ちが安らぐ。


汎用性が求められる8番はオー ドゥ ルバーブ カラメット
真っ赤なフルーティなコロン。思い切りグレーププルーツが効いているのにもかかわらず、フレッシュで、みずみずしく、清潔感のあるフルーティのコロンに感じさせるのだから凄い。朝に使うと会社に着く頃には仄かな石鹸の香りになるため、シーンを気にせずに使用できる優秀なコロンだと思う。

 

9番はグッドガール ゴーンバッド オーフレッシュ。これは昨年発売された限定品で、常夏感満載の香り。せっかくの夏なんだもの、こういう海に行きたくなるような香りを、平日に浴びてみると、ドギマギしてしまう。


毎年、打順は決めるものの、選手交代や、さらには助っ人獲得もあり、この打順のまま終わったことはない。